時を味わう連載 Magazine

ひと針に宿る、光と時間

2026.4.9



2026.April/May
連載企画/時を味わう
取材協力/Kiitos -キートス-


時 を ま と う暮 ら しのか け ら

耳元でそっと揺れる小さな光。 
何気ない一日を、やわらかく彩る アクセサリーを 手がけるKiitos。フィンランド語で「ありがとう」を意味するその名には、日々の中でふと芽生える感謝やときめきを、かたちにしたいという想いが込められています。

キタマチの一角、自宅の小さなアトリエから生まれるこの作品は、店舗を持たずオンラインでの販売により全国へ静かにファンを増やしてきました。ジュエリーデザイナーとして11年の経験を重ねてきた鎌倉さん。自然に寄り添う暮らしの中で︑光のやわら ぎや風の匂い、季節の移ろいといった、ふと心に触れる感覚を丁寧にすくい上げながら、作品へと落とし込んでいきます。朝露にきらめく光や、夕暮れにふと感じるやさしい影。そんな一瞬の美しさが、彼女の中で静かに積み重なり、やがて作品となっていきます。

この場所で紡がれる日常の豊かさを、あらためて気づかせてくれるようでもあります。


ひ と 針に時 を 重 ねて

長く愛用してきた道具や、時を重ねた木箱に囲まれながら、朝の光が差し込む静かな部屋で針を運ぶひととき。ビーズや天然石、刺繍糸が少しずつ重なり、やがて耳飾りへと姿を変えていきます。

ひと針ひと針、急がず紡がれるその時間は、まさに「時を味わう」ということそのもの。 完成した作品は耳元でやさしく揺れ、日常にささ やかな 特別をもたらします。手に取る人が、 自分自身の時を味わう—。
そんな時間が、この作品から 静かに広がっていきます。



Kiitos -キートス-
new item の販売日時や販売場所などは Instagram の投 稿で
@kiitos.handmade

この企画は、キタマチDiaryに掲載されています。
紙のページをめくりながら、じっくり味わってみませんか。